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技術士 二次試験対策 2025年、あなたの知識は確実に進化しています!

留意点
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今年の知見を総括し、来年の合格戦略へ

【 技術士 二次試験対策 】

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年末の整理整頓、終わりましたか?

年末になると、家の片づけに全力投球する人が増えます。押し入れの奥から「これ、いつ買ったんだっけ?」という謎の物体が出てきたり、“とりあえず箱に詰めておけば片づいた気になる作戦”が発動したり、日本中でさまざまなドラマが繰り広げられています。

しかーし、技術士試験を目指す皆さんにとって、本当に片づけるべきは 押し入れ ではなく、頭の中の「知識棚」 です。むしろ、押し入れは多少散らかっていても合格できますが、知識棚が散らかっていると、答案が散らかり、最終的には評価もきったない論文と言われてしまいます。

技術士試験を突破する人の共通点は、「知識をどれだけ増やしたか」ではありません。むしろ、“増やした知識をどう整理し、どう使える形にしたか”ここに尽きます。知識を増やすだけなら、参考書を積み上げれば誰でもできます。これが合格率10%たる所以です。

技術士試験で問われるのは、知識を体系化し、論理的に取り出し、状況に応じて使いこなす力。これは、ただの暗記とはまったく別物です。ここを理解していない人が多いです。これを読んだ人は、すでに3歩リードしましたよ。


勉強がうまくいかない人の典型パターン

過去問をパッと見て、知らない用語を発見。
→ 不安になる
→ とりあえず知識を増やす
→ さらに不安になる
→ そしてまた増やす…

この無限ループ、心当たりありませんか。気持ちは痛いほど分かりますが、焦って増やした知識は 浅知恵 にしかなりません。“知っているつもり”の知識は、本番で最も裏切ります。広大な知識を得ようとするのではなく、自分が培った知識を磨き上げるイメージです。

体系化の過程で必要な知見を補えば、理解は深まり、知識は定着し、答案で自然に使えるようになります。つまり、知識は“増やす”のではなく、“整理しながら育てる” ものなんです。技術士でも専門科目Ⅱー1を何も見ずにすべて答えられる人はごく少数しかいません。心配不要!

「〇〇時間勉強した」
「キーワード集が〇〇個になった」

こうした“量の指標”は、達成感はありますが、技術士試験の本質とはズレています。大事なのは、
自分の核となる知識を中心に、理解の輪を広げていくこと。やみくもに知識を詰め込むのは、年末にとりあえず段ボールに全部押し込むのと同じです。


だからこそ、年末は知識の棚卸を

年末は、物理的な片づけだけでなく、知識の整理整頓にも最適なタイミングです。家の大掃除は毎年の恒例行事ですが、技術士試験を目指す皆さんにとって本当に優先すべきは、押し入れよりも“頭の中の棚卸し”かもしれません。

まず、今年身につけた知識は何かを振り返ってみましょう。次に、それらが体系のどこに位置づけられるのかを確認します。さらに、どこが弱点で、どこを補強すべきかを明確にすることで、来年の学習戦略が一気にクリアになります。

この見直しをするだけで、来年の学習効率は驚くほど変わります。なぜなら、技術士試験は“知識量の勝負”ではなく、“知識をどう整理し、使える形にするか”が問われる試験だからです。体系が整っていれば、新しい知識も自然と結びつき、理解が深まり、答案での表現力も向上します。

年末の大掃除は、家よりも頭の中の整理が優先です。知識を整え、体系を磨き、来年の合格戦略を明確にしておきましょう。あなたが今年積み上げた努力は、必ず来年の答案に反映されます。

押し入れの段ボールは来年でも片づけられます。しかし、知識の段ボールは早めに開封しておく方が、合格に確実に近づきます。きます。

お世話になりました

今年一年、このブログを読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。技術士試験という長い道のりの中で、あなたがここまで歩んできたこと自体が、すでに大きな成果です。学習が順調だった人も、思うように進まなかった人も、まずは一年間の努力に胸を張ってください。

知識の棚卸しを終えた今、来年は“積み上げる年”ではなく、“磨き上げる年”にしていきましょう。やみくもに新しい知識を追いかけるのではなく、自分の核となる理解を深め、答案に落とし込む力を鍛える一年です。技術士試験は、知識の量よりも「思考の質」が問われる試験です。

だからこそ、来年は“考える練習”を意識的に増やしてみてください。過去問を解くときも、単に答えを探すのではなく、「なぜそうなるのか」「自分ならどう書くか」を常に問い続ける姿勢が、確実にあなたを合格へ近づけます。来年も、あなたの学びを支え、合格への道を一緒に歩んでいけることを楽しみにしています。

今年一年、本当にお疲れさまでした。来年もどうぞよろしくお願いします。

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