-GX-気づいた留意点(その3)
【 技術士 二次試験対策】
論文の作成は進んでいますか。まだ、たくさん書けていないという人もいると思います。
しかし、焦りは禁物です。焦ると早く読まなきゃ、早く書かなきゃという気持ちになり、文字面だけを追って全然頭の中に入らないという状況に陥ります。
大丈夫です。まだ、全然間に合います。しっかりと国の施策、白書などを読み込み、内容をしっかりと理解しましょう。
さて、今回の添削は、GXのチェックバックです。建設部門は、どんな問題が来ようとも、大体、防災・減災、集約型の都市構造、環境の視点で展開すれば対応できるのではと思っています。そんな視点が満載の指摘になっていますので、みなさんの助けになると思います。どうぞ、参考にしてください。
第3回の留意点は、軽めのトピックにします。今までの留意点は、絶対にやってはいけないミスであったのに対し、今回はテクニックに近いお話です。
「及び」の使い方について、ご紹介します。論文中に「○○、××、△△が有効です。」といった表現をよく目にします。列挙する場合は、読点「、」の最後には「及び」をつけましょう。つまり、「○○、××、及び△△が有効です。」となるわけです。
「知っとるわ」と言われそうなので、もうちょっと踏み込みましょう。A&Bの関係でいう&が「及び」になります。しかし、グループになると「並びに」を使います。つまり、AとB&CとDの関係でいう&が並びになります。
ややこしいですよね。
法文などは、みんなこのように使い分けされています。
果たして、自分の「及び」は合っていますか?