添削LIVE
【 技術士 二次試験対策 】
もう本格始動すべきです!
技術士二次試験って、気づいたら毎年「そろそろ勉強しなきゃ」と思いながら、気づいたら春になり、気づいたら夏になり、そして試験直前に「もっと早くやっておけば…」と後悔する人が本当に多いんです。
でも、みなさんがこの記事を読んでいるということは、今年はそのループを断ち切るチャンスが目の前にあるということ。結論から言うと、技術士二次試験は “今から始める人が圧倒的に有利” です。なぜか。理由はシンプルだけど、どれも逃げられない現実です。
① 技術士二次試験は「文章力」と「思考の型」が勝負だから
多くの人が誤解していますが、技術士二次試験は暗記試験ではありません。むしろ、文章構成力・論理性・課題解決の型が合否を決めます。そして、この“型”は一夜漬けでは絶対に身につきません。
- 文章の癖を直す
- 論理の飛躍をなくす
- 課題→原因→対策の流れを自然に書けるようにする
- 事例を自分の言葉で語れるようにする
これらは、筋トレと同じで毎日の積み重ねでしか強くならないんです。だからこそ、今から始める人が強いんです。
② 早く始めた人だけが「添削→改善→再添削」の黄金サイクルを回せる
技術士二次試験の合格者が口を揃えて言うのが、「添削を何周回せたかが勝負だった」ということ。添削は1回で劇的に良くなるものではありません。むしろ、3〜5回の改善サイクルを回して初めて“合格レベルの文章”になるのが普通です。しかし、試験直前に始めると、
- 添削を受ける時間がない
- 改善する時間もない
- そもそも書く時間がない
という“三重苦”に陥ります。今から始めれば、余裕を持って改善サイクルを回せる=合格に必要な成長曲線に乗れるということ。
③ 早く始めた人だけが「本番の緊張に勝てる」
技術士二次試験は、文章試験でありながら、実は“スポーツ”に近い側面があります。
- 制限時間
- 高い集中力
- 瞬時の判断
- 手を止めない持久力
これらは、場数を踏んだ人ほど強いんです。つまり、過去問演習を早く始めた人ほど、本番で落ち着いて書ける。逆に、直前に始めた人ほど、手が震え、頭が真っ白になり、普段の力を出せません。今から始めるということは、本番で“いつも通り”の自分を出せるようになるということなんです。
④ そして何より、技術士は「人生の選択肢」を広げる資格だから
技術士を取ると、キャリアの景色が変わります。
- 社内での評価が上がる
- 管理職への道が開ける
- コンサル的な仕事ができる
- 独立の選択肢が生まれる
- 年収の天井が上がる
つまり、技術士は人生のレバレッジ資格。だからこそ、早く取った人ほど、長くその恩恵を受けられる。「いつか取りたい」ではなく、“今年取る”と決めた人から人生が変わっていくんです。そして、その決意を現実のものとしましょう。
⑤ 今から始めることは、未来の自分への“最大の投資”
技術士試験は、努力が裏切らない珍しい試験です。
- 早く始めた
- コツコツ続けた
- 添削を回した
- 過去問を分析した
この積み重ねが、ほぼそのまま合格に直結します。つまり、今の一歩が、半年後の合格通知に直結するということ。未来の自分が「ありがとう」と言うのは、“今日から始めた自分”だけです。
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成功する人の共通点は、「思い立ったらすぐ行動すること」です。

「持続可能な建設業を実現(A評価)」
本日の添削LIVEは、令和7年度建設部門必須科目Ⅰ「持続可能な建設業」の復元論になります。本論文は、A評価を受けた渾身作です。それでも、まだまだ良くなる点が潜んでいます。万全の態勢で合格を勝ち取るためには、A評価を取るではなく、100点を取るという意気込みでいきましょう。自分で納得できる美しい論文を目指しましょう。さっそく論文を見ていきましょう。
1.多面的な観点とその課題
(1)いかにICT技術を推進するか
建設業は、依然として全産業平均と比べ労働時間が長い状況にある。また、令和6年度から時間外労働の上限規制が適用となり更なる労働力の低下が懸念される①。このことから、建設業におけるDX化を加速させ、不足する労働力を補う必要がある②。よって、技術面の観点から、ICT技術の推進が課題である。
① 前段と後段が「また」と並列の関係で示されていますが、記述すべきは、「現状は時間外労働が長い」→「時間外労働が規制される」→「労働力が不足する」という流れではありませんか。つまり、論理関係は「AとBが並列」ではなく、A(現状) → B(外部環境の変化) → C(影響)という因果関係。しかも、時間外労働の規制がすでに適用されている状況で、現状を「時間外労働が長い」としていることも少し違和感があります。「これまで建設業は」といった具合に過去のこととして示すべきでしょう。
② 労働力不足を補う必要性は理解できますが、DX化を加速させるという手段はこれまで全く触れられていないので唐突感があります。
(2)いかに適切な賃金水準を確保するか
建設業を志す人材を確保するためには、適切な賃金の設定が重要である③。また作業員は様々な現場の下で経験を積み重ね技能を磨いていくが、統一的に能力が評価されにくく賃金に反映されづらい環境にある④。よって、制度面の観点から、適切な賃金水準の確保が課題である⑤。
③ なぜですか。理由をかくべきです。
④ 「統一的に」が評価行為に自然にかからない構成になっているので、評価という行為そのものが統一的に行われるかどうかという読み方になってしまいます。「統一的に評価されない」のではなく、「評価基準が統一されていない」ことが問題なのではありませんか。つまり、修飾すべき対象が違うと思います。→「統一された評価基準が整備されておらず、能力が賃金に反映されにくい環境にある」
⑤ この文章は 「適切な賃金が重要」→「適切な賃金水準の確保が課題」 という構造になっていて、最初の主張と最後の課題が同じ内容になっています。最初の1文は③の指摘もあるので、現状として書くべきでしょう。例えば、「建設業では他産業と比べて賃金水準が低く、若年層の入職が進まない状況にある」といった具合になります。
(3)いかに契約内容の透明化を図るか
昨今、建設資材価格は高騰を続けている。請負契約では、受発注間で価格変動のリスク分担が不明確な場合がある。価格変動によるしわ寄せが下請業者に及び、不当な請負契約が懸念される⑥。よって仕組み面の観点から、契約内容の透明化が課題である⑦。
⑥ 資材価格が高騰していることと、リスク分担が不明確になることとどう関係しているのか分かりません。言いたいことは、資材価格が大きく変動する状況では、リスク分担が曖昧だと弱い立場の下請に負担が集中するという流れではありませんか。この流れがない中、「リスク分担が不明確」という表現そのものも意味が不明です。何のリスクなのか、どのような問題が起こるのかといったことを前述のような流れで説明する必要があります。
⑦ 唐突感があります。唐突にしている要因は、前段との接続が弱いからです。前段を受ける形で表現としましょう。→「価格変動リスクを含む契約内容の透明化が課題である。」
2.最も重要な課題とその観点
時間外労働規制等への対応が急務であるため、「いかにICT技術を推進するか」を最も重要な課題に選定し、以下に解決策を述べる。
(1)設計・施工フェーズ
都市部での建設工事では、資機材搬出入や住環境に配慮した工事車両のアクセスルート選定が重要である⑧。そこで、PLATEAUによるルートシミュレーションを推進する⑨。例えば、3D都市モデルから現場状況を確認し、交差点形状や道路構造物等の影響を踏まえたルート検討を行う⑩。現地に出向くことなくルートを計画することで、施工管理の負担軽減と効率化を図る⑪
⑧ この構文ではなぜ重要なのかが分かりづらいです。また、ここは解決策を書くパラグラフなので、目的→やること→具体例の構成が望まれます。おそらく、これが重要であると考えた根拠は、住環境に配慮する必要があるからですよね。そうなると、“労働力不足の解決策”として書くべきなのに、住環境対策の話になっているという構造的なズレが起きています。
⑨ なぜPLATEAUなのか説明がないので、説得力に欠けます。これは、導入の目的が明記されていないからです。
⑩ これらの構造がなぜ住環境への配慮につながるのですか。これらは単に車両等が通行可能か否かの判断を行うことが目的に見えます。目的が「住環境への配慮」になっているのに、手段が「車両の通行可否の確認」なので、論理が噛み合っていないですね。
⑪ 小見出しは、設計・施工フェーズです。施工管理の負担軽減と効率化を図るというのも不整合あるいは設計の内容に触れていないので片手落ちに見えます。
(2)施工フェーズ
① i-Constructio
i-Constructionを導入し、施工管理の作業時間を短縮する。例えば路面切削工では、事前に地上型レーザーにより測量を行い、取得した点群データを基に3Dモデル化を行う。設計データを路面切削機に入力したTSにより機械位置を追尾し⑫、設定した切断厚さで切削した後3Dデータから出来形管理を行う⑬。
⑫ 「入力したTS」と表現してしまうと、何を何に入力するのかが不明瞭です。TSは機械に「入力する」ものではなく、TSが機械を追尾し、設計データは機械側のMC(マシンコントロール)に入力するものです。また、3Dモデルが何なのかも分からず、文のつながりが弱いです。→「・・・3D設計データを作成する。これををマシンコントロール対応の路面切削機に入力し、トータルステーションが機械位置を自動追尾することで」
⑬ 手順でいうと飛躍しているように見えます。いきなり、出来形管理ではなく、まずは設定した切削厚さに基づく高精度な施工がなされるのではありませんか。その後に、3D出来形データを用いて出来形管理を行うことで、作業の効率化と品質の確保を図るのではないでしょうか。
②遠隔臨場
施工確認や材料確認、立会等において遠隔臨場を導入する。具体的には、工事現場にいる受注者がカメラ等で撮影した映像と音声を、WEB会議システムを通じて離れた監督員と共有する⑭。これにより、現場までの移動時間や立会の待ち時間を短縮⑮する。
⑭ 具体的にとありますが、「カメラで撮影して共有する」という説明だけでは物足りなさを感じます。施工管理上のどのような場面なのかも書くべきでしょう。
⑮ (1)の解決策にもありましたが、移動時間削減だけですと遠隔臨場のメリットが不足しているように感じます。確認業務の迅速化、監督体制の柔軟化等に加え、品質向上といった波及効果にも触れるとより良くなると思います。
(3)維持管理フェーズ
近接目視点検を要するインフラ管理の効率化を図るため、AI機能を有するロボットを導入する。例えば、ロボット搭載型車両で走行中に点検画像を取得し、損傷程度の区分を自動判別するAIでスクリーニングを行う⑯。計測・診断の簡略化により点検作業の省力化を図ると共に、交通規制による損失時間を削減する。
⑯ 例示であるにもかかわらず、どのようなシーンなのか分かりません。道路点検なのか、トンネルなのか、橋梁なのか対象が曖昧で技術的な例示として不十分です。また、「損傷程度の区分を自動判別」も同様に、これだけでは何を判別するのかが不明です。ひび割れ、剥離、変状などを例示するとよいでしょう。
3.将来的な懸念事項とその対策
ICT技術に頼り複数のシステムが現場に導入されることにより、仕組みを理解せず完成することになる⑰。これにより、若手技術者の技術力低下の懸念がある⑱。
対応策として、熟練技術者とのOJT教育や、技術検定を実施する。また、ECI方式により、社外技術者との意見交換を行い、技術力の向上を図る。
⑰ この文章の構成は、ICT技術に頼る → システムが導入される → 仕組みを理解せず完成する となっています。「システムが導入される」と「仕組みを理解しないで完成する」の間に論理的なつながりがありません。本来言いたいのは、「ICT化が進む」→「自動化・省力化が進む」→「若手が考えない」→「技術力が低下」という流れではありませんか。
⑱ 「完成することにより低下する」という文脈に違和感があります。「完成する」というのは工事が終わることを指しますが、工事が完成したから技術力が低下するわけではありませんよね。つまり、“完成”ではなく“自動化”にすべきでしょう。
4.業務において必要な要件
技術者倫理の観点
DX化に際しては、公衆の安全・健康・福利を最優先とすることが要件である。情報技術の活用にあたり、関連法令やガイドラインを遵守する⑲。工期やコストを優先するあまり不完全なシステムを構築し、公衆に不利益をもたらすことがないよう留意する。
⑲ どちらも「DXを導入するときの注意点」という同じ場面を指しています。つまり、DX導入時の留意点を2つ並べているだけで、前後の役割が分かれていません。そのため、読み手は「同じことを言い換えているだけでは?」と感じてしまいます。また、法令順守は当たり前なので、もう少しDXに伴い発生する現象に対して具体的な遵守事項、例えば個人情報の管理などを示すとより良いでしょう。
社会の持続性の観点
環境の保全を最優先とすることが要件である。DX化にあたり、再エネ電力を推進するなど、温室効果ガスの排出を抑制する⑳。また、留意点は、電力消費量を算出・可視化し、省エネや節電対策を強化することで、CN社会の構築に貢献する㉑ことである。 以上
⑳ 前述の業務内容との関係性が不明確です。
㉑ 環境への取組みにICT技術を活用した内容になっており、ICT技術を活用する業務に際する要件と留意点になっていないと思います。DX化の文脈で語るなら、DX導入に伴う電力消費の増加、データセンターやICT機器の環境負荷、クラウド利用のCO₂排出量など、DX特有の環境負荷と結びつける必要があります。


