本ブログはみなさんを応援するサイトです
【 技術士 二次試験対策 】
持てる力を振り絞れ
技術者であるなら、必ず耳朶に届く資格「 技術士 」。この資格に対する憧憬や、周囲から受ける取得への期待などを踏まえると、他の追随を許さない稀有な資格と言えます。そんな特別な資格であるからこそ、受験には大きな重圧がのしかかります。
そんなプレッシャーの中、チャレンジする姿勢を持っている皆様は、それだけで称賛に値すると感じています。そんな皆様だからこそ、成果を得てほしいのです。ここまでに至る道のりは、決して穏やかなものではなかったはずです。その努力は大きな糧となり、社会に求められる技術者を形作ることでしょう。
技術士資格は、その努力を証するものであると考えます。したがって、頑張った人こそ、手にすべき資格です。努力の成果を文面に込め、採点者をうならせる流麗な文章と技術力を見せつけてやりましょう。「醜悪な文は一文も許さない」といった強固な意志と、鍛え上げられた集中力で最強の5400字をお見舞いするのです。
長丁場ですから、集中が切れる場面、焦燥感を抱く場面、諦観の気持ちが湧く場面などがあると思います。どんな場面でも、あがき続け自分の最大限を書面に記しましょう。そんな窮地にひねり出したセンテンスが、合格への1点をもぎ取ることもあります。
本番の心得
合格するための論文の書き方などテクニックは、これまで何度もお伝えしてきました(まとめはコチラ)。今回は、前述のようにどんな姿勢で試験に望めばよいのかといった心得を最後にお伝えしたいと思います。
- 強靭であれ
強靭さとは、強くしなやかで、粘り強い性質を持つことです。分からない問題であっても、少しでも関連性を持たせて知っている知識で書くといった行動です。絶対にあきらめてはいけません。 - 相手の思いを知れ
ここでいう相手とは、出題者のことです。自分の書きたいことを書くのではなく、相手が何を求めているのかを問題から読み取り書くことを忘れてはいけません。 - 技術者たれ
これは技術士の試験です。技術を示さずして、何を示すのか。一般論は不要、どんなセンテンスにも具体的な技術※を織り込み、自分は技術士になるにふさわしい人間であることを証明しましょう。
※国の政策や方針に合致するものに限る
もはや、多くを語る必要はないでしょう。この3カ条は、不安な気持ちを振り払い、みなさんの窮地を救ってくれることでしょう。この心得を胸にしっかりと刻み、難所を乗り切りましょう。これを心に宿しているか否かで、試験結果に大きな違いがでると思っています。
みんな、がんばれ
これまでみなさんの論文をたくさん拝読させていただきましたが、日々実力が高まっていくのを感じました。時には、目をはる論文もあり、私自身も多くのことを学ばせていただきました。こっそり応援が本サイトのテーマですなのですが、私が逆に応援されているように感じています。
多くの人が、仕事を抱えながらの勉強であり、限られた時間の中での勉強は様々な苦労があったと思います。世の中がレジャーを楽しむGWでは、論文の難しさに打ちのめされたのではありませんか。そんな苦悩や、不安の中、今日まで勉強を進めてこられたあなたは、すでに技術者として大きく成長しているものと思います。
また、応援をテーマにしているくせに、私の添削は細かく、不安を煽るような指摘も多かったと思います。それでも、すぐさま修正、新たな投稿を繰り返すといった勤勉な姿勢には頭が下がるばかりです。本サイトをご覧いただいているみなさんにも、多くの刺激になったのではないでしょうか。
やってやろう!もうその実力はあります。本番は、これまで以上の苦難に遭遇する可能性はあります。しかし、辛い勉強から、みなさんは逃げ出しませんでした。本番でも、逃げ出すことなく、果敢に挑戦です。できることは、必ずあるはず、積み上げてきた時間の中に、突破口があります。思い出そう、諦める前に考えよう、私が言うまでもなく、みなさんはもうできますよね。
最後に事務連絡
今日で、試験前の最後の投稿になります。明日は、写経に勤しむもよし、イメージトレーニングを繰り返すもよし、自分の好きなことをしてリラックスするもよしと自分に必要な行動をとってください。ただし、受験生共通の前日タスクがありますので、お知らせします。
- 受験票を忘れすに鞄に入れる(これ絶対!)
- 筆記用具のチェックをする(職人は道具を大事にする!)
- 時計はアナログ時計を用意する(時間のマネジメントは勝利へのカギ!)
- 上着を一枚用意する(会場は寒い!)
- お昼を用意する(昼休みに勉強するので、おにぎり又はパンがオススメ!)
- 早く寝る(目覚まし忘れずに!)
特に持ち物は、出発前に準備するではダメですよ。必ず前日に用意しましょう。勝利への絶対条件は、周到な準備です。些細なことですが、とても重要です。慌てて、受験票でも忘れようものなら、目も当てられません。「忘れ物はなーい?」なんだか、お母さんになった気分です。
では、最後にお母さんから一言「ぶちかましてこい!」