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技術士 二次試験対策 緊急速報 令和7年度 試験方法が明らかに!

コラム
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技術士第二次試験実施大綱が公表!?

【 技術士 二次試験対策 】

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技術士分科会試験部会にて筆記試験の統計結果が!

令和6年11月13日に開催された技術士分科会試験部会にて、様々な資料が公表されています(公表資料はコチラ)。まず、目についたのが、「令和6年度技術士第二次試験筆記試験の結果について」という資料です。その名称のとおり、筆記試験の結果が示されています。

大急ぎで、ファイルをクリックしてみます。総合監理部門以外の技術部門(20部門)の筆記試験合格率は、10.5%という結果でした。令和6年度の筆記試験合格率は11.3%ですから0.8ポイントも下落しています。やはり印象の通り、今年度は難しい年でした。

私の専門である建設部門は、どうかなと思い急いでスクロールすると…な、なんと9.1%となっているではありませんか!?筆記試験の段階で、10%に満たない数値です。前年度の合格率は、10.2%ですから、1ポイント近く下落です。

建設部門は全体の合格率を1%以上も下回っています。建設部門は試験改正から10%を下回ったことはなかったと思いますので、特に難しい年だと言えます。さらに、口頭試験でも一定の方々が不合格になりますので、下手をすると合格率は8%台になる可能性すらあります。

必須科目の問題はかなりクセ強めだったので、予想された結果ですね。今後は、パターン化された問題を身に着けるだけでなく、深い理解と応用力が求められるのではないでしょうか。付け焼刃の知識や表面上の理解だけでは、いよいよ試験を突破することは難しい局面を迎えています。

ということは、勉強に時間がかかるというこになります。でも、令和7年度は、試験改正のタイミングです。最高に気になる点は、必須科目に択一問題が採用されるか否かです。この最大の関心ごとについても、技術士分科会試験部会の資料で明らかになっています。

試験制度は改正されるのか?

次に目に飛び込んできたタイトルは、「令和7年度技術士第二次試験の実施について(案)」です。うわーーー!これに試験方法が記載されているのでは?期待を胸に早速ファイルをクリックしてみます。どれ、どれ、試験資格…これじゃない、試験方法…「ん」これだ!?

2.試験の方法
技術士第二次試験は、筆記試験及び口頭試験により行い、口頭試験は、筆記試験に合格し
た者について行う。

なんだよ~そういう情報じゃないんだよなぁ…次々、試験科目…「あっ」これか!?

3.試験科目
⑴ 試験は、21の技術部門について行う。
⑵ 試験科目は、必須科目及び選択科目により行う。
⑶ 既に総合技術監理部門を除くいずれかの技術部門の第二次試験に合格している者が、総
合技術監理部門を既に合格している技術部門に対応する選択科目で受験する場合は、試験
科目のうち選択科目を免除する。

いやいや、これも知りたい情報じゃないんだよなぁ…あとは、試験の日時や受験申込に関することだけしかありません。ちなみに、筆記試験の試験日は令和7年7月21日(月)とまた祝日になっています。さらに、口頭試験は、筆記試験の合格発表が11月となり、令和7年12月から令和8年1月までの間と変更されています。

あとは、目ぼしい情報はないかなぁとぼんやり見つめていると、「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)改訂への対応について(案)」なる資料もありました。

日本技術士会は、文部科学省科学技術・学術審議会技術士分科会において「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」の改訂が決定された(以下「改訂版コンピテンシー」という。)ことから、令和 8 年度技術士第二次試験より改訂版コンピテンシーを適用した試験を実施することといたします。令和7年度は、従来のコンピテンシーに基づいて実施します。

このように、令和7年度は従来のコンピテンシーに基づいて実施されるそうなので、特別対策を考えなくても良さそうです。確かに有益な情報ではありますが、知りたいのは試験方法なんです。どこかに載ってないかなぁと目線を下に向けると「参考4 技術士第二次試験実施大綱」なる資料が・・・

参考4 技術士第二次試験実施大綱

技術士第二次試験実施大綱ですから、詳しい試験方法が載っているはずです!1つ目の項目は、「技術士第二次試験の実施について」です。さしたる目新しい情報もなく、いつも通りです。早速、次の項目に目を移すと、「技術士第二次試験の試験方法」これもさっきと同じかなと思いきや、詳細な試験方法が載っています。

2.技術士第二次試験の試験方法
⑴ 筆記試験
① 総合技術監理部門を除く技術部門の必須科目及び選択科目は、いずれも記述式によ
り行う。
総合技術監理部門の必須科目は択一式及び記述式により、選択科目は記述式により行う。

もう他の文面に目は行きません。いずれも記述式、いずれも記述式です。思わず、2度書いてしましました。令和7年度は、択一式の採用ターンなのですが、なんとこれまでと同様に記述式が継続されています。

その他にも、問題の種類、解答時間、配点などが記されていますが、特に変わった様子はありません。ただし、この技術士第二次試験実施大綱は、年度の記載がありません。また、参考資料なので議事になっていないのでは推測されます。

また、令和6年度の同部会においても同じ参考資料4が公表されていますので、おそらく同じものですかね。そうなると、断定するにはまだ早いような気もします。ただし、試験方法を変えるのであれば、当然議事の対象になるでしょうから、記述式が継続される蓋然性は高いと思います。

これで勉強も腰を据えて取り掛かれそうです。ただ、記述式にせよ択一式にせよ、今やるべきことは、知見を広げること、国の施策を深く理解することです。冒頭にも申し上げましたが、付け焼刃は通用しなくなっている傾向が見られます。

筆記試験で間違った理解・知識をお披露目すると、大きく減点されてしまいます。また、上っ面の知識ですと選択科目でつまずいてしまいます。色々な政策がありますが、根幹にある考えは共通しています。これは、私が説明するより、みなさんが勉強を通じて感じ取ることの方が身に付きます。

この余裕のある時期だからこそ、心を落ち着かせて施策の理解に努めてみてはいかがでしょうか。また、ただ読むだけだと飽きてしまいますし、頭になかなか入っていかないものです。よって、論文を書きながら資料を見ると良いと思います。論文の改善・推敲という目的を持てば、急速に理解が進みます。

きっと、この時期に書く論文は、焦りもないので熟考できる思います。自分で考えて考え抜いた論文は、大きな成長と飛躍を促すことでしょう。また、そのお手伝いをさせていただければと思います。自分の成長が実感できれば、勉強は恐ろしいほどに楽しくなりますよ。

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