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技術士 二次試験対策【直前対策講座】

技術士 勉強 コラム
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あと一週間はこれだけやりましょう!

【 技術士 二次試験対策】

 優先すべき順に書いていきます。仕事が忙しくて、あまり時間が取れないという人は、1番のみでOKですし、試験前だから仕事休む!という人は全項目に取り組んで良いでしょう。ご自身のシチュエーションに合わせて調整してください。忙しくて、準備が十分でない方もいると思いますが、最後まで諦めずにできることに取り組んでみてはいかがでしょうか。

  • 作成した論文を読み返す

 これまでに作成した論文をひたすら読み返しましょう。ただし、論文は最低でも各科目(必須科目Ⅰ、選択科目Ⅱ-1、選択科目Ⅱ-2、選択科目Ⅲ)で5種類は用意しましょう。5種類も用意していないという方は、本コンテンツの「論文データ」をご活用ください(自分なりに修正すると良いと思います)。

 また、読み返す目的は、一言一句暗記するのではなく、文章の構成や書くべき内容を大まかに掴むために行います。これにより、類似問題が出た場合、各項目をどのような内容で、どのくらいのボリュームで書けばよいか体に覚えさせる感じです。当日は、想定した問題がそのまま出るケースはないですから、想定した問題との相違点を見極め、それにどう対応するのかのみに注力してください。

 この読み返しは、これから一週間毎日行ってください。最低でも1日2回は読みましょう。さらに、試験会場にはこれらの論文はすべて持っていき、時間ギリギリ(お昼休みもご飯を食べながら読みます)まで目を通しましょう。

  • 注意点・テクニックを再確認する

 本コンテンツの「テクニック」に記載されている事項を再確認しましょう。注意事項は、主語を書く主語述語を正しく使う同じ意味の言葉を並べない文章のねじれを避ける を挙げています。よく見られる現象ですので、ぜひご自身の論文をこの視点で再点検してください。4つを一気に見るのは慣れが必要ですので、「主語があるかなぁ」という感じで一つ一つ目の注意点を皿のようにして確認してください。

 また、上記に加え、飛躍(説明不足)、論点ずれ、誤字脱字、用語の使い方に誤りがないかといった視点も重要ですので、ただ漫然と読み返すのではなく、どこかに必ず間違いがあるといった気持ちで見ると集中できます。また、違和感を覚えた場合は、当該箇所を何度か読み返しましょう。何が間違っているか分からない場合は、国土交通省などではどのような表現になっているのかチェックし、文意が変わらない形で表現をパクってしまいましょう。

  • 必要に応じて推敲する(パソコンでOK)

 全2項をチェックしていると気になる点がいくつか出てくると思います。気になる点を直すわけですが、分かりやすい表現をすぐに書くことは難しいので、パソコンで何度も推敲しましょう。推敲にあたっては、難解な表現や、格好よく書く必要は全くありません。文学賞に応募しているわけではありませんし、学術論文でもありませんので、気に掛けることは一つです。

「分かりやすく書くこと」です。

 「まわりくどい表現じゃないかなぁ」、「同じこと繰り返し言っていないかなぁ」、「重複表現(頭痛が痛い)になっていないかなぁ」などの視点で“分かりやすさ”をチェックすると良いでしょう。

 分かりやすい文を書くにあたり最も効果的なのは、文を短くすることです。当然、読みやすくなりますし、主語述語の関係がおかしくなることも避けられます。本番は、これだけでも注意すれば、ミスが格段に減少します。

 練習論文に長い文章はありませんか?早いところ見つけて、短い文章に置き換えちゃいましょう!

  • キーワード集を作成する

 論文をどんなに用意しても、100%予想通りなどということは十中八九ありません。よって、全く書けないという最悪な状況を回避するためにも、キーワード集を作成することをお勧めします。私が受験したときのものは、本コンテンツの「キーワード」に紹介していますので参考にしてみてください。ただし、情報はどんどん増えていますし、ご自身で調べ、手を動かすことが大切です。このプロセスにより、キーワードへの理解が深まり、自分自身の知識として論文に記すことができると思っています。

 また、このキーワード集は、技術的示唆に繋がるパワーワードにもなりますし、予想が外れても対応できる能力も備わります。これから、論文を100用意することはできなくても、キーワードを100集めてまとめることは可能です。キーワードをまとめるにあたっては、国土交通省の資料をコピペするのではなく、ご自身の言葉で端的に整理すると良いでしょう(コピペに比べ理解が段違いです)。

 このキーワード集も、練習論文と同様に読み返すと良いでしょう。

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