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緊急速報!令和6年度 建設部門の試験内容が判明 早速、チェックして見ましょう

コラム
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令和6年度 技術士 二次試験問題

【 技術士二次試験対策 】

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本日はお疲れさまでした

皆様、本日は大変お疲れ様でした。緊張の中、長い時間論文を書きまくるのは、本当にしんどいです。おそらく、今は肩や背中がパンパンなのではないでしょうか。ただし、充実した疲労感であると推察いたします。今日は、ゆっくり体を休めて、開放感に浸りましょう。

ただし、早めに論文を復元することをお勧めします。復元は、試験の出来の良し悪しに関わらず、全員作成することが望まれます。自身のある人は、口頭試験対策の重要な資料になります。自身の無い方も、反省点を見つけるための重要な資料になります。つまり、復元論文はみなさんの資産といえます。

いずれにせよ。今日は、ゆっくりして良いと思います。これまでの勉強を含め、本当にお疲れさまでした。きっと、ビールが最高においしいのでしょうね。これは、受験生の特権ですね。うらやましい…

建設部門 必須科目Ⅰをチェック

ありがたいことに受験生から、本日の 技術士 二次試験の内容について情報提供がありましたので、早速共有したいと思います。おおまかにいうと、「シームレスな拠点連結型国土」と「災害復旧におけるDX」が出題されています。

「シームレスな拠点連結型国土」はネットワーク形成を図る社会資本整備を進めるうえでの課題となっており、そこに人員や予算に限りがあることが条件として設定されています。これは、国土形成計画(計画はコチラ)を背景とした問題なので、「デジタルとリアルが融合した地域生活圏の形成」、「持続可能な産業への構造転換」、「グリーン国土の創造」、「人口減少下の国土利用・管理」といった視点が求められます。

さらに、解決策としては、「地域の整備(コンパクト+ネットワーク、農山漁村、条件の厳しい地域への対応等)、「産業(国際競争力の強化、エネルギー・食料の安定供給等)」、「文化・スポーツ及び観光(文化が育む豊かで活力ある地域社会、観光振興による地域活性化等)」、「交通体系、情報通信体系及びエネルギーインフラ」、「防災・減災、国土強靱化」、「国土資源及び海域の利用と保全(農地、森林、健全な水循環、海洋・海域等)」、「環境保全及び景観形成」といった地方創生やGXといった内容が書ければ最高です。

技術士 二次試験対策 国土形成計画
第三次国土形成計画

一方、「災害復旧におけるDX」は、能登半島地震が背景になっているのでしょうね。災害は、二年連続無いかなと思いきや、やはり重要な社会問題を解決するのが技術士ということなのでしょうね。ただし、この問題においては、災害復旧は条件のように見えます。真意はDXにあるのではないでしょうか。

災害復旧は多くの人手を要しますから、デジタル技術を活用して生産性を高め、早期復旧という流れですかね。ICT建機による安全性の確保、PLATEAUの活用を視野に災害対象を減らすまちづくり、デジタル技術を活用した避難など、従来から取り組んでいる強靭化対策にいかにデジタル技術をビルトインできるかが勝負ですね。

細かい分析は、後々行っていきたいと思います。本日は、速報ということなので、早速問題を転記していきますね。予想との比較も今後行っていきますので、お楽しみに!(令和6年度の予想はコチラ

「シームレスな拠点連結型国土」

Ⅰー1 国が定める国土形成計画の基本理念として、人口減少や産業その他の社会経済構造の変化に的確に対応し、自律的に発展する地域社会、国際競争力の強化等による活力ある経済社会を実現する国土の形成が掲げられ、成熟社会の計画として転換が図られている。令和5年に定められた第三次国土形成計画では、拠点連結型国土の構造を図ることにより、重層的な圏域の形成を通じて、持続可能な形で機能や役割が発揮される国土構造の実現を目指すことが示された。
 この実現のために、国土全体におけるシームレスな連結を強化して全国的なネットワークの形成を図ることに加え、新たな発想からの地域マネジメントの構築を通じて持続可能な生活圏の再構築を図る、という方向性が示されていることを踏まえ、持続可能で暮らしやすい地域社会を実現するための方策について、以下の問いに答えよ。

(1)全国的なネットワークを形成するとともに地域・拠点間の連結及び地域内ネットワークの強化を目指す社会資本整備を進めるに当たり、投入できる人員や予算に限りがあることを前提に、技術者としての立場で多面的な観点から3つ課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。(※)
(※)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ

(2)前問(1)で抽出した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行して生じる波及効果と専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。

(4)前問(1)~(3)を業務として遂行するに当たり、技術者としての倫理、社会の持続性の観点から必要となる要件・留意点を述べよ。

「災害復旧におけるDX」

Ⅰー2 我が国では、年始に発生した令和6年能登半島地震を始め、近年、全国各地で大規模な地震災害や風水害等が数多く発生しており、今後も、南海トラフ自身及び首都直下型地震等の巨大地震災害や気候変動に伴い激甚化する風水害等の大規模災害の発生が懸念されているが、発災後の復旧・復興対応に対して投入できる人員や予算に限りがある。そのような中、災害対応におけるDX(デジタル・トランスフォーメーション)への期待は高まっており、すでに様々な取組が実施されている。
 今後、DXを活用することで、インフラや建築物等について、事前の防災・減災対策を効率的かつ効果的に進めていくことに加え、災害発生後に国民の日常生活等が一日も早く取り戻せるようにするため、復旧・復興を効率的かつ効果的に進めていくことが必要不可欠である。
 このような状況下において、将来発生しうる大規模災害の発生後の迅速かつ効率的な復旧・復興を念頭において、以下の問いに答えよ。

(1)大規模災害の発生後にインフラや建築物等の復旧・復興までの取組を迅速かつ効率的に進めていけるようにするため、DXを活用していくに当たり、投入できる人員や予算に限りがあることを前提に、技術者としての立場で多面的な観点から3つ課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。(※)
(※)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ

(2)前問(1)で抽出した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行して新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。

(4)前問(1)~(3)を業務として遂行するに当たり、技術者としての倫理、社会の持続性の観点から必要となる要件・留意点を述べよ。

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