分かれ道の朝──それでも、道は続いている
【 技術士 二次試験合格発表 】
合格された皆さんへ──よくやり遂げましたね!本当におめでとう
本日、技術士二次試験の筆記試験合格者の発表がありました。もうすでに確認されているとは思いますが、まだという人はすぐに受験票を用意して、ご自身の番号の有無を確認しましょう(合格発表はコチラ)。
技術士二次試験、合格された皆さん、本当におめでとうございます。いやもう、これは「よくぞここまで!」の一言に尽きます。筆記試験って、知識だけじゃなくて、文章力、構成力、現場感覚まで問われる総合格闘技みたいな試験ですよね。そんな難関を突破したあなたは、まさに“技術者の中の技術者”です。
支援者として、みなさんの答案を何度も読み返し、構成を一緒に練り直してきた日々を思い出します。「この一文、ちょっともったいないな」「ここ、もう少し具体例が欲しい」なんてやり取りを重ねながら、少しずつ“技術士らしさ”が滲み出てきたあの瞬間。それが今日、結果として返ってきたことが、何より嬉しいです。
でも、ここで終わりじゃないですよね。次は口頭試験。面接官の前で、自分の言葉で語る場です。筆記では見えなかった“人となり”が問われるので、ちょっと緊張するかもしれません。でも、これまで積み重ねてきた経験と、あなた自身の言葉があれば、きっと乗り越えられます。
支援者としても、まだまだ伴走します。模擬面接や想定質問、技術的な整理など、口頭試験に向けて一緒に準備していきましょう。今日の合格は、あなたの努力の結晶。そしてその一歩を、心から祝福します。
不合格だった皆さんへ──その悔しさを糧にしよう!
今回、残念ながら不合格だった方もいると思います。PDFをクリックし番号がなかった瞬間、あの静かなショック。支援者として、私も力不足であったことを悔しく思います。みなさんがどれだけ頑張ってきたか、知っているので私も悔しくてなりません。
答案の添削を重ね、構成を練り直し、技術的な背景を整理して──その過程を一緒に歩んできたからこそ、「あと一歩だったのに…」という気持ちが、私にもあります。「あの一文、もっと明確にできたかも」「あの構成、もう少し説得力を持たせられたかも」なんて、支援者としての反省もあります。
でも、不合格って、みんなの価値を否定するものじゃないんです。むしろ、挑戦したことそのものが、技術者としての誇りです。多くの人が挑戦をためらう中で、あなたは一歩を踏み出した。その勇気は、何よりも尊いと思います。
来年に向けて、もう準備は始まっています。今年の経験は、来年の武器になります。答案の構成、キーワードの選び方、時間配分──それらすべてが、次回の試験で活きてくる。悔しさを「学び」に変えていける人こそが、次に進める人です。
支援者として、来年も一緒に挑戦します。悔しさを抱えながらも、前を向いて歩き出すあなたに、心からの敬意を送ります。
それぞれの次のステージへ──まだまだ、ここから
合格者は口頭試験へ。不合格者は来年の再挑戦へ。技術士二次試験の合格発表を経て、それぞれの道が動き出しました。支援者としての私は、喜びと悔しさが入り混じった、なんとも言えない気持ちでいます。
口頭試験は、筆記とは違う緊張感があります。面接官との対話の中で、自分の技術観や倫理観を語る場。ここでは、言葉の選び方や態度、そして「技術士としての覚悟」が問われます。筆記で合格したからといって、油断は禁物。むしろ、ここからが本番です。
一方、不合格だった方にとっては、来年への準備が始まります。答案の振り返り、過去問の分析、業務経験の棚卸し──それらを丁寧に積み重ねることで、次回の試験に向けた「戦略」が見えてきます。技術士試験は、感覚ではなく、論理と構造で勝負する場。だからこそ、準備の質が結果を左右します。
支援者として、私はその両方に伴走します。合格者には口頭試験への準備を、不合格者には再挑戦への道筋を。それぞれの挑戦に寄り添いながら、技術者としての成長を見届けることが、私の役割です。
今日という日は、結果に一喜一憂するだけの日じゃありません。それぞれが、自分の技術者人生を見つめ直す日でもあります。合格者も、不合格者も、次なる挑戦へと歩みを進めてください。そして私は、その歩みの傍らで、静かに応援し続けます。

  
  
  
  