GWの過ごし方で勝敗は決まる
【 技術士 二次試験対策 】
3タイプ別で徹底プランニング
技術士二次試験を控える受験生にとって、ゴールデンウィーク(GW)はまさに“運命の分岐点”です。ここで勉強できるかどうかで、7月の本番の合否が大きく変わると言っても過言ではありません。
しかし、受験生の生活は人それぞれです。
「ガッチリ勉強できる人」もいれば、「仕事や家族サービスでほぼ時間がない人」もいますし、「そこそこ時間が取れる人」もいます。
そこで本記事では、3タイプ別に「1週間の計画」と「1日の過ごし方」をまとめました。GWを“勝ち抜く黄金週間”に変えていきます。
まず知っておきたい 技術士二次試験におけるGWの意味
技術士二次試験は、GWで「基礎力」と「書く体力」を固めた人が勝つ試験です。
理由は3つあります。
① 5月以降は仕事が忙しくなる
年度初めのバタバタが落ち着くのはGW前後。
GWを逃すと、5月〜6月は「仕事の波」に飲まれ、勉強時間が激減します。
② 6月は答案練習のピーク
GWで基礎を固めておかないと、6月に「書けない地獄」に陥ります。
③ GWは“まとまった時間”を確保できる最後のチャンス
技術士試験は「まとまった時間で書く練習」が必須。
GWはそのための絶好の機会です。
あなたはどのタイプ? 3つの受験生タイプ別にGWを完全攻略
ここからは、次の3タイプ別にプランを示します。
① ガッチリ勉強する人向け
― 1週間で“別人レベル”に成長する黄金プラン ―
■ このタイプの特徴
- 家族の理解がある
- 仕事も比較的落ち着いている
- 「今年絶対受かる」と決めている
- GWは“修行期間”と割り切れる
そんなあなたには、1週間で合格圏に突入する超集中プランを。
◆ 1週間のモデル計画(ガッチリ派)
| 日付 | 内容 |
| 1日目 | 必須科目Ⅰ:インフラストックまたは複合災害のインプット+1題書く |
| 2日目 | 選択科目Ⅲ:過去問2題を徹底分析 |
| 3日目 | 選択科目Ⅲ:1題書く+添削(自己 or 他者) |
| 4日目 | 必須科目Ⅰ:資料読み込み+1題書く |
| 5日目 | 選択科目Ⅱ:業務経歴の棚卸し+想定問答作成 |
| 6日目 | 選択科目Ⅲ:1題書く+改善点の抽出 |
| 7日目 | 総復習+弱点補強+模擬試験(120分×2セット) |
◆ 1日の過ごし方(ガッチリ派)
● 朝:脳が最も冴えている時間に「書く」
- 8:00〜10:00 論文1題(必須 or 選択)
- 10:00〜10:30 休憩(散歩・コーヒー)
● 昼:インプットと分析
- 10:30〜12:00 過去問分析
- 13:00〜15:00 資料読み込み(国交省資料、複合災害、流域治水)
● 夕方:改善と復習
- 15:00〜17:00 書いた答案の改善
- 17:00〜18:00 軽い運動
● 夜:軽めのインプット
- 20:00〜21:00 技術士の参考書を読む
- 21:00〜22:00 翌日の計画づくり
ガッチリ派のあなたは、GW明けに同僚からこう言われるでしょう。
「なんか…顔つき変わった?」
「え、悟り開いた?」
「もしかして、技術士のオーラ出てない?」
そうです。
GWは“技術士の仙人モード”に入る期間なのです。
② 仕事や家族サービスで時間がとれない人向け
― “スキマ時間”だけで合格ラインに乗せるリアルプラン ―
■ このタイプの特徴
- 仕事が繁忙
- 家族サービスが必須
- まとまった時間はほぼゼロ
- でも、今年受かりたい
そんなあなたには、**1日1時間でも積み上がる“現実的プラン”**を。
◆ 1週間のモデル計画(時間なし派)
| 日付 | 内容 |
| 毎日 | 30分:過去問の読み込み(必須Ⅰ・選択Ⅲ) |
| 毎日 | 30分:キーワード整理(複合災害・流域治水・DX・老朽化) |
| 週2日 | 60分:答案の骨子づくり |
| 週1日 | 90分:答案1題を書く(早朝 or 深夜) |
◆ 1日の過ごし方(時間なし派)
● 朝の10分
- 国交省のニュースを見る(気候変動・災害・インフラ)
● 通勤の20分
- 過去問を読む
- 国交省資料の要点をメモ
● 昼休みの10分
- キーワード整理
- 論文の「型」を確認
● 夜の20〜30分
- 骨子づくり
- 書ける日は1題書く
時間なし派のあなたは、GW中にこうつぶやくでしょう。
「俺のGW、どこ行った?」
「家族サービスの合間に技術士の骨子作ってるの、世界で俺だけ説」
「公園のベンチで複合災害の論文書いてる父親、絶対レアキャラ」
でも大丈夫です。
スキマ時間の積み上げは、想像以上に強い武器になります。
③ そこそこ時間がとれる人向け
― “効率重視”で合格ラインに滑り込むバランスプラン ―
■ このタイプの特徴
- 1日2〜4時間なら確保できる
- 家族サービスもしたい
- 仕事もそこそこある
- 勉強もしたい
そんなあなたには、メリハリ重視の中間プランを。
◆ 1週間のモデル計画(そこそこ派)
| 日付 | 内容 |
| 1日目 | 必須Ⅰ:複合災害のインプット+骨子作成 |
| 2日目 | 選択Ⅲ:過去問分析+1題書く |
| 3日目 | 家族サービス+夜に軽い復習 |
| 4日目 | 必須Ⅰ:1題書く+改善 |
| 5日目 | 選択Ⅲ:1題書く |
| 6日目 | 弱点補強(キーワード整理) |
| 7日目 | 模擬試験(120分) |
◆ 1日の過ごし方(そこそこ派)
● 午前:集中タイム(1.5〜2時間)
- 論文1題 or 骨子づくり
● 午後:家族サービス or 趣味
- メリハリが大事
● 夜:軽い復習(30〜60分)
- 過去問の読み込み
- キーワード整理
そこそこ派のあなたは、GW中にこう思うでしょう。
「家族サービスしながら頭の中で複合災害の骨子を組み立ててる俺、天才か?」
「遊園地の行列で“流域治水の課題”を考えてるの、絶対バレてないよな…?」
バレてません。
でも、その努力が本番で効きます。
GWに必ずやるべき3つの共通タスク
タイプに関係なく、次の3つは必須です。
① 必須科目Ⅰの「インフラストック(維持管理)」「複合災害」を理解する
最強教材「第6期国土交通省技術基本計画」は必ず読み込みましょう。
時間がない人は、こちらの記事を読みましょう。
② 必須科目Ⅰ、選択科目Ⅲの「型」を固める
技術士試験は“型の試験”です。
GWで型を固めると、6月の答案練習が劇的に楽になります。
③ 1題は必ず「本番形式」で書く
120分で書く練習は、GWに最低1回は必須です。
GWは“黄金週間”ではなく“合格週間”
技術士二次試験は、
GWの使い方で合否が決まる試験です。
- ガッチリ派は“仙人モード”で一気に合格圏へ
- 時間なし派は“スキマ時間”で積み上げる
- そこそこ派は“メリハリ”で効率的に進める
どのタイプでも、
GWを制する者が、技術士試験を制します。


