いよいよ明日、合格発表です!!!
【 技術士 二次試験対策 】
選挙だけじゃない当落
令和6年衆議院議員総選挙が開催され、その当落により国民の意思が鮮明に反映されたところです。自民党が過半数を割り込み、今後の国の政策にも影響が生じるものと見込まれます。どのような動きになるのか、今後注視が必要ですね。
そんな社会の様相も大きな関心ごとではありますが、私たちの最大の関心ごとは、筆記試験の当落(合否)にほかなりません。その合否の審判が、いよいよ明日下されます。技術士会のホームページには、次のような記載があります。
私は、令和3年度に受験したのですが、もう少し早かった記憶があります。10月29日とは、下旬との告知がありましたが、ギリギリもいいところですね。一日千秋で過ごした日々にようやく終止符が打たれます。
来年は、筆記試験の制度変更の周期に当たるので、万が一不本意な結果に終わると対策は振り出しに戻るという事実が、その重圧を大きくします。是が非でも合格したい気持ちは、肥大化してしまいます。そんな中、明日を迎えるみなさんの気持ちを考えるとこちらも緊張が高まります。
合格発表の時間は、午前7時~8時には掲出されたと記憶しています。そのため、通勤がままならない状況になります。でも、パソコンの前でドキドキして待つより、電車に揺られながらスマホを握る手に汗をかいた方が、気が紛れて良いかもしれませんね。
そのような状況になりますので、受験番号はすぐに分かるようどこかに控えておくと良いでしょう。掌にでもマジックで書いて…あっ、ダメだ手は汗ばんじゃって滲んでしまいます。まあ、兎に角1分、1秒でも早く結果を得られるよう準備しましょう。
合格に向けて今日やること
言霊、引き寄せの法則など、多くの人がイメージすることの大切さを説いています。今日は明日の自分の様子を具体的にイメージしましょう。『文科省のホームページにアクセス、アップされているPDFファイルを素早くタップ、控えた受験番号を横目に合格番号を追いかける・・・・』
『ああああああ!あった!!!(脳内)』といった具合です。この時、電車の中で叫び出したい気持ちを懸命に押さえながら、口角が上がっている自分の姿をイメージするのです(周りから見るとかなり不気味な自分です)。合格に自信のある人は、自然とこのイメージを持つことができます。
一方、合格に自信がない人は、ダメな自分を想像しがちです。これが、いけません。論文の出来をフィーチャーするのではなく、これまで頑張ってきた自分を思い出し、あんなに努力したのだから結果はついてくるはずといった具合にプロセスに焦点を当てると良いと思います。
出来に自信がなくても、選択科目はⅡ~Ⅲの合計で60%を超えていればOKです。ミスがあっても、他が水準を幾ばくか超えていれば、60%を超えることも珍しくありません。論文を最後まで書けなかった人へ、必須科目の3枚目を半分程度しか埋めていないにもかかわらず、合格しているケースもあります。
このように、悪い部分だけを取り出して結果をイメージするのは、やめましょう。大丈夫です!これまでの取組みに応じた結果を、明日手に入れることができます。自分を信じて、歓喜に湧く姿をこれでもかと思い描きましょう。
私も、微力ながら皆様から”合格”の報告をいただけている自分を想念いたします。これで、引き寄せ力は2倍です。だんだん、合格するイメージが高まっていきませんか?その調子ですよ。こりゃ、全員合格だな!
結果を受けてやること
もちろん、現時点でみなさん合格するわけですから、この記事は蛇足かもしれません。しかし、前述のイメージに影響することが危惧されますので、ここからは明日以降に読んでほしいです。明日の結果を踏まえ、僭越ながら心構えを勝手に語っていきたいと思います。
まず、合格した人たちへ、まだ最終ゴールではありません。さらなプレッシャーがかかる口頭試験がすぐに始まります。早い人は、なんと11月から試験があります。自分の受験日は、11月5日に発送される通知を見ないと分かりません。
11月に受験となれば、通知を手にしてから一か月もないことになります。とんでもなく、時間がないのです。まだ準備していない人は、ただちに取り掛かってください。一応、ざっくりタスクを書いておきますね。
- 復元論文を確認(無い人は骨子でもよいのですぐに作成します)
- 実務経験証明書を確認(これに基づき質問されます)
- 技術士倫理綱領、3義務2責務を理解(理解とともに暗記)
- 上記を踏まえた想定Q&Aを作成(最低50問、安心100問)
また、筆記試験合格者は、かなり高い確率で 技術士 になります。口頭試験での勉強は、技術士の思考を身に着けるための勉強といえます。思考はマザーテレサが言うように、人を形づくります。試験を突破した後も、高い倫理と技術士の義務を心に刻み、自分のイメージする本当の 技術士 を目指しましょう。
マザーテレサの言葉を貼っておきます。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
私も、「能力を最大化するたった3つの技術 ~技術士思考~」という本を書かせていただいています。勉強時間がない中、本なんか読めないと言わず、あっという間に読むことができますので、ぜひ手に取ってみてください(宣伝みたいでごめんなさい、本の紹介はコチラ)。なぜ、オススメするかと言いますと、もちろん口頭試験に役立つ考え方が満載だからです。良かったら見てみてくださいね。
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一方、望んだ結果が得られなかった人、ふさぎ込みたい気持ちは良く分かりますが、明日は胸を張りましょう。周囲は試験結果を興味半分に聞いてくる人たちもいるでしょう。その時、自分を卑下するような言動は控えましょう。
だって、行動を起こしていない人より、行動した人の方が素晴らしいに決まっています。興味半分に聞いてくる人は、たいてい前者の人間です。そんな人たちにへりくだる必要はありません。『結果は得られなかったが、気づかされることが多かった。もっと様々なことを勉強したいと感じた』など、前向きであり続けるあなたを見せつけてやりましょう。
NGワードは、『自分にはまだ早かった』、『実力が足りない』、『自分には無理かも』などの弱気な発言です。先のマザーテレサの名言を思い出しましょう。あなたの思考がポジティブで崇高である限り、技術士になるにふさわしい人間です。この思考が途絶えなければ、技術士になることは可能です。あきらめなければ、失敗などありはしないのです。
周りの人間の空気に惑わされず凛然とした姿を示すことで、結果が伴わなかったあなたであったとしても周りの評価は高まります。結果がすべてではありません。結果を受けて、どのように行動できるかが重要なのです。結果に負けない自分の姿を周囲に見せつけるチャンスとも言えます。
物事は、本人の捉え方で決定します。悪い結果と捉えるのか、チャンスと捉えるかはあなた次第です。