-働き方改革-気づいた留意点(その7)
【 技術士 二次試験対策】
本日の添削LIVEは、「働き方改革」のチェックバックです。投稿いただいた論文にもあるように、建設業界の働き方を改革を進めるためには、新技術の導入が不可欠です。最近では、カメラで配筋状況を撮影すると間違いを指摘してくれる機器もあるそうです。配筋チェックが苦手な私には、実に魅力的な技術です。どこまで、チェックできるのか使ってみたいですね。
また、遠隔臨場が可能になったり、タブレットによる工程管理ができたりと便利な技術がドンドン進化していますよね。おじさん技術者たちは、取り残されないように必死に慣れないといけないなぁ・・・
もちろん、これらの技術は、われわれの負担を軽減するものなのですが、覚えるのが一苦労です。ぜひ、開発者のみなさんにおかれましては、ユーザビリティに配慮いただけると助かります(デジタルネイティブ標準ではなく、おじさん標準でお願いします)。
さて、第7回の留意点は、「見直し」です。みなさんは、論文を書き終わった後、見直しをしていますか。本番は、時間が本当に少ないので、この見直し時間の確保が難しいです(でもなるべく確保できるよう最善を尽くしましょう)。
しかし、練習ではその心配はいりません。論文を書いた後は必ず読み返し、誤字脱字がないか、文法上おかしなところがないか(特に主語述語)、論点はズレていないか、ねじれていないか等々(チェックの視点はテクニックのページを参照)を確認しましょう。この確認作業を自ら行うことによって、セルフチェック能力を養います。さらに、一日たってから、また見直しをしましょう。時間が経過すると違った目で物事をとらえることができます。面倒でも、2回見直すことをお勧めします。この繰り返しによって、高速でセルフチェックができるようになります!
本番は、自分しかチェックする人がいません。ぜひ、この能力を身に付けましょう。