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\文章苦手な人集合/解法をパターン化!これでサクサク書けます!!!【解決策編】

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技術士 論文 解体新書シリーズ第2弾

【 技術士 二次試験対策 】

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解決策のミッションは技術力アピール

シリーズ第2弾は、解決策の解法パターンを解説します(第1弾はコチラ)。解決策の記述は、大変重要なパートです。これまでに何度も言ってきましたが、この解決策こそが技術力をアピールできる場面だからです。必須科目の解決策を書く時の注意点は、次の通りです。

  • ニッチで高度な専門知識は不要
  • 求められているのは国の施策
  • 専門分野だけでなく幅広い視点が必要

特に質問が多いのが、3点目の幅広い視点です。例えば、道路で受験する人は、技術力をアピールするために道路分野に特化した解決策を書こうとするケースがありますが、これは間違いです。似たような問題形式である選択科目Ⅲにおいては、専門分野に特化した解決策を書くべきです。しかし、必須科目は、建設部門共通の問題です。つまり、専門知識だけではなく、建設部門全般の知識を問われてると解釈すべきです。

このことを説明すると白書を読み込んで、全部理解しないといけないのか…と不安になる人がいると思います。全般と言っても、専門分野以外は話題になっているトピックを中心に関連施策を理解する程度でOKです。そういう意味でいうと、私が受験した都市及び地方計画は、色々な政策を必然的に目にするので、勉強はしやすかったです。

それでも、不安な人は、知識を詰め込んでから論文を書くのではなく、論文を書きながら設定したテーマ周辺の情報を調べるといったスタイルが合理的だと考えます。その代わりといっては何ですが、情報を増やす意味でも、テーマが異なる論文を多く用意することをお勧めします。

解決策の解法パターン

それでは、ロールモデル「巨大地震」の課題がどのような構成になっているのか見てみましょう。

技術士 二次試験対策 解決策の構成

1)解決策の目的

災害発生リスクが高いエリアへの居住を防止するため、

  • 文量・・・1行程度
  • 記載事項・・・解決策を提案する理由
  • 留意事項・・・提案理由が課題や題意そのものになっていなかチェック

まず、解決策を導入する目的を書きます。目的の書き方は、「○○するため、△△を行う」というスタイルになります。このとき、文の前半にある「○○するため」という部分が目的になります。

ここまでは誰でもできるのですが、良く見られるのが題意や課題と理由が同じになってしまうミスです。例示の題意は「防災対策の推進」、課題は「強靭な都市づくり」になっているのですが、「防災対策を推進するため」、「強靭な都市づくりを進めるため」といった表現は、重複しているのダメということになります。

そこで、題意>課題>___>解決策という構成を目指します。このため、記述すべき理由は、課題と解決策をつないであげる役割を担います。例文を見てみましょう。解決策は、立地適正化計画の策定です。立地適正化計画の策定でどんな防災まちづくりができるのかといった視点が、そのまま解決策を導入する理由になります。

まあ、あまり小難しく考えると筆が止まってしまうので、まずは(本質的な意味で)題意や課題と同じになっていないかチェックするで良いと思います。単純に、同じだなぁと感じたら、別の理由を考えれば良いだけです。

2)やること

防災指針を含む立地適正化計画を策定する。

  • 文量・・・1行程度
  • 記載事項・・・解決策
  • 留意事項・・・必要性や重要性ではなく「やること」になっているかチェック

理由に続いて書くのは、本丸の解決策です。この時の注意点は、ただ一つ!「言い切ること」です。思慮深いみなさんは、断定表現に抵抗があると思いますが、ここでは「これをやるんだぞ」と断定してください。

よく見られる表現は、「策定が必要である」、「策定することが重要である」があります。問われているのは、必要性や重要性ではなく「やること」です。問われていることに的確に応えることは、評価項目である課題解決能力(問題を正しく理解し論理的に説明できる能力)に直結します。論点がズレた答え方をすると、この評価が×ということになります。

問われていることに的確に応えることを習慣化しましょう。

3)具体化、例示、補足

また、居住調整区域を設定し無秩序な市街化の抑制とともに、居住誘導区域等権利設定等促進事業を活用するなど、規制と緩和を適切に組み合わせ、効果的に安全なエリアへ都市機能と住宅を集約する。

  • 文量・・・2~3行程度
  • 記載事項・・・前述の解決策の具体的な手法、例示、補足
  • 留意事項・・・手法や例示をたくさん書きたいときは、項目立てすると見やすい

先に述べた解決策は、シンプルすぎて説得力に欠けます。そこで、詳細に説明したり、例示したりといった記述が必要です。この「理由」→「やること」→「具体例」といった流れは、解決策の王道パターンです。必ず身につけましょう。

さて、例文を見てみますと、立地適正化計画の詳細を説明していますので補足といった内容ですね。さらに、立地適正化計画に関連した制度にも触れています。このケースですと追加されている手法は一つですが、たくさんある時は項目立てして説明すると、整理され読みやすくなります。

技術士 二次試験対策 解決策がたくさんある例

上記の例文は、耐震化を進めるという解決策なのですが、耐震化にはいくつもの視点と例示があるので項目ごと(構造物、宅地、建築物)に整理して記述してあります。例文だと耐震化が解決策なので、わざわざ理由を書かなくても理解できるので省略されていますが、小分けになろうが「理由」→「やること」→「具体例」といった構成自体は同じです。

4)特筆すべき効果

このような集約型の都市構造を構築することにより、効率的に防災対策を講じることも可能となる。

  • 文量・・・1~2行程度
  • 記載事項・・・解決策の効果・効用
  • 留意事項・・・題意、課題、最初に書いた理由と重複していないかチェック

これは、おまけですね。記述しなくても全く問題ありません。見出しにもありますが、特に説明すべき効果がある場合のみ書くと良いでしょう。令和5年度は、波及効果の記述が問題から削除されていますので、この部分で波及効果、副次的効果を書くと良いでしょう。

ただし、書くとなったら注意が必要です。これも、前述の注意点と類似していますが、気を付けるべきポイントは、重複していなかということです。特筆すべき効果なので、題意や課題、あるいは最初に設定した目的を最後にまとめて書いても意味はありません。

例えば、「このような集約型の都市構造を構築することにより、災害発生リスクが高いエリアへの居住を防止することができる」といった表現です。太字の部分は、すでに冒頭の目的で説明済みです。繰り返し書くと、「何度も同じこと説明しているな」となってしまい合理的な説明ができない人というマイナス評価につながります。

蛇足にならないよう細心の注意を払って記述しましょう。

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