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技術士 二次試験対策 予想問題 第1弾早くも登場!

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「まちづくりGX」

【 技術士 二次試験対策 】

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必須科目Ⅰはコレ

筆記試験まであと半年を切りましたので、早々に 予想問題 をお届けします。ちょっと早いような気がしますが、出題の可能性が高い論文作成に今から取り組めば、怖いものなしです。予想が的中していた場合、本番の 難易度 は一気に下がるとともに、落ち着いて書くことができます。

しかし、合格レベルにない論文をいくら用意しても、十分な準備とは言えません。そこで、早めに取組み、論文の質を上げておくことが重要です。いきなり質の高い論文を書くのは、難しいと思いますので、推敲や添削期間を踏まえるとスタートを切る時期です。

予想問題 第1弾は、これまでに何度も注目すべきと述べてきたテーマ「まちづくりGX」をお届けします。
まちづくりGXをテーマとした理由は、以下のとおりです。

【理由1】都市計画基本問題小委員会において、多様な価値観や社会の変化を包摂する今後の都市政策の方向性がとりまとめられ、まちづくりGXは1丁目1番地的な取り扱いがなされていること(過去記事参照)

【理由2】国の令和6年度予算の「基本的な考え」において、GX・DXの推進とハッキリ明記されていること(国の令和6年度予算

技術士 二次試験対策 令和6年予算コラム

※ 令和6年度予算では、 以下の項目を3本柱としています。
・国民の安全・安心の確保
・持続的な経済成長の実現 ←GXはコレ
・個性をいかした地域づくりと分散型国づくり の3点を柱に、

【理由3】ネイチャーポジティブ、エネルギー問題、森林環税の賦課開始、生物多様性など国際的な要請や社会背景といった時事問題を包含していること

どうですか、みなさんも納得いただけたのではないでしょうか?当たるも八卦当たらぬも八卦ですが、練習論文を用意しておくべきだということは、疑いの余地はありませんよね。

リアル予想問題2024

令和6年度技術士第二次試験問題 [建設部門]

9 建設部門【必須科目Ⅰ】

Ⅰ 次の2問題(Ⅰ-1,Ⅰ-2)のうち1問題を選び回答せよ。(解答問題番号を明記し、答案用紙3枚を用いてまとめよ。)

 Ⅰ-1 人々の暮らしは豊かで便利になる一方で、地球環境は限界を迎えつつある。このような状況の中、世界的に自然再興(ネイチャーポジティブ)やカーボンニュートラルの実現に向けた動きが、世界的に活発化している。2022年12月には、生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)において、新たな生物多様性枠組である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択され、我が国においても、「自然と共生する社会」を目指すこととしている。また、2050年カーボンニュートラルの実現を宣言し、この宣言と整合的で野心的な目標として、2030年度に温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指すこと、さらに50%の高みに向けて挑戦を続けていくことを示している。
 世界規模でグリーントランスフォーメーション(GX)実現に向けた動きが活発化している中、GXと産業競争力強化・経済成長を同時に実現するため、以下の問いに答えよ。

(1)ネイチャーポジティブとカーボンニュートラルの実現に向けてまちづくりGXを推進するに当たり、技術者としての立場で多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。

(2)前問(1)で抽出した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。

(4)前問(1)~(3)を業務として遂行するに当たり、技術者としての倫理、社会の持続性の観点から必要となる要点・留意点を述べよ。

問題の留意点

問題には、前提や背景が述べられています。これらをしっかりと理解することや、上手に活用することが重要です。今年度の予想問題は、予想だけでなく問題の読み方、分析・解説なども合わせて行っていきます。これにより、予想問題をより実用的に活用することができると思います。

留意点①
問題文には、「自然再興(ネイチャーポジティブ)やカーボンニュートラルの実現」とあります。解答すべきは、この2つの視点を満たす必要があるということに着目しましょう。

留意点②
この留意点は、超重要です。過去問の構文を分析すると、(1)~(4)の問題項目の直前にある1~2行には、必ず条件や解答の目的が示されています。今回のケースでいうと、「GXと産業競争力強化・経済成長を同時に実現するため」の部分がそれに当たります。表現としては、「○○のため」、「○○を踏まえ」といった箇所は必ずチェックし、解答に反映しましょう。

留意点③
言わずもがなですが、(1)の「○○に当たり」が題意です。これに関する課題や解決策となるよう論文作成します。この題意は、書き進めるうちに見失ってしまうので、書いている途中においても、時折確認することをお勧めします。

留意点④
「最も重要と考える」とありますので、考えた理由を添えるとより良い解答になります。この時の理由は、3つの課題の相対評価とすべきです。例えば、3つの中で最も安価、最も効果が高い、最も迅速に対応可能などが挙げられます。また、この理由は短くすることが肝心です(理由の根拠は解決策を読めば分かるはずといったスタンスでOK)。

留意点⑤
ここも良く間違えてしまうトラップです。解決策を実行しても生じうるリスクとあるので、初めから想定されるリスクや、解決策がうまくいかなかった場合のリスクなどは解答になりません。解決策の弊害、副作用といった視点で新たなリスクを設定する必要があります。

参考とすべき資料

  • 都市計画基本問題小委員会 中間とりまとめ(2023年4月14日)
    「多様な価値観や社会の変化を包摂するまちづくりを目指して」
  • 第25回都市計画基本問題小委員会(2023年10月26日) 配布資料
  • 第26回都市計画基本問題小委員会の開催(2024年1月15日) 配布資料
    上記資料は、都市計画基本問題小委員会にありますので、資料を通読しキーワードを抜き出し、骨子を作成しましょう。
  • グリーンインフラ推進戦略2023(2023年9月公表)
    本資料は、グリーンインフラポータルサイトにあります。

この資料を見ながら、骨子を作成しましょう。骨子は、以下の図にある○○の部分を埋めてください。ここが実は頑張りどころです。ここでしっかりと組み立てれば、論文は瞬く間に完成します。最初は、ゆっくり時間をかけて考えましょう。この考えるというプロセスが、試験の実力を養います。

技術士 二次試験対策 骨子ひな型

あとは、実行あるのみです。GX論文の投稿をお待ちしております。

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