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技術士 二次試験対策 「選択科目Ⅱ-2」 完全攻略

テクニック
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端的・正確・漏れなく書くための構成と6つの鉄則

【 技術士 二次試験対策 】

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選択科目Ⅱー2を得点源にせよ

技術士二次試験の中でも、選択科目Ⅱ-2(専門的応用能力)は、受験生からの相談が近年とくに増えている科目です。 理由は明確で、「とにかくスペースが足りない」「何を書けばよいか分からない」「手順問題が難しい」という声が圧倒的に多いからです。

しかし、Ⅱ-2は本質を押さえれば、むしろ最も得点が安定しやすい科目でもあります。 なぜなら、問われている内容が明確であり、書くべき手順も法令・ガイドラインに沿って“決まっている”からです。まさに得点源と言えます。

今回の記事では、Ⅱ-2で合格答案を書くための6つの鉄則と、最も効率的な構成方法を分かりやすく解説します。

◆選択科目Ⅱ-2とは何か

Ⅱ-2は、与えられた状況に対して、技術者としての手順・対応方針・調整方策を問う問題です。
特徴は以下の3点。

・与件(状況設定)が長い

・手順・対応が“漏れなく”書けるかが勝負

・スペースが極端に少ない

つまり、Ⅱ-2は「文章力」ではなく、構造化能力・要点抽出能力・技術者としての標準的手順が問われる科目です。

◆Ⅱ-2で絶対に守るべき6つの鉄則

① とにかくスペースが不足するので、表現は端的にする

Ⅱ-2は、書く量に対して解答欄が圧倒的に狭いです。
そのため、文章を飾る余裕は一切ありません。

●端的に書くための3つの技術
主語を省略(技術士試験では許容される)

「〜である」「〜する」に統一し、語尾を短くする

抽象語を排除し、名詞で締める

例:
×「まず最初に、関係者の皆様に丁寧に説明を行うことが重要である」
○「関係者へ説明」

このレベルで削るのがⅡ-2の世界です。

② 聞かれていることにのみ回答する

Ⅱ-2で落ちる(スペースが足りなくなる)典型例は、「聞かれていないことを書く」ことです。

Ⅱ-2は、

・調査・検討事項と内容

・手順(工夫点・留意点)

・調整方策

など、設問は書くべきことを明確に指定しているため、余計な情報は一切不要です。
ただし、聞かれていることは的確に答えることを忘れずに!

説明することが多く、収まらないと思ったら、もう大胆に重要なものだけにするといった判断も必要になります。また、単純な手続きで、技術的にはあまり意味のないものは、項目だけにするのも一つの方法です。この取捨選択判断がⅡー2では重要と言えます。

③ 手順は法令・ガイドライン・手引きに沿って“漏れなく”書く

Ⅱ-2の手順問題は、みなさんのオリジナル要素は不要です。
むしろ、法令・ガイドラインに沿って書くことが求められます。

●手順を書くときの基本構造
事前調査(現地・資料・関係者)

課題整理(技術的・制度的・社会的)

計画立案(代替案、評価、選定)

関係者調整(住民・行政・専門家)

実施(施工・運用)

評価・改善(PDCA)

この「標準手順」を、与件に合わせて取捨選択するだけで、答案の質が劇的に上がります。

④ オリジナル要素は不要だが、書きたければ「工夫点」として書く

Ⅱ-2は、創造性を問う問題ではありません。
むしろ、オリジナル要素を入れると、手順の漏れが発生し、減点されます。

●オリジナルは「工夫点」として最後に1行だけ
例:
「工夫点:説明資料に図表を用い、理解促進を図る。」

この程度で十分です。
オリジナルは“味付け”であり、主役ではありません。

⑤ 調整方策は、対象者を明確にした上で書く

Ⅱ-2の調整方策で最も多い失敗は、対象者が曖昧なまま書くことです。

例:
×「関係者に丁寧に説明する」
→ 誰に?

○「住民に対しては、3D都市モデルを用いて説明する」
○「行政に対しては、交通解析結果を用いて合意形成を図る」

このように、対象者を分けて書くことが必須です。

⑥ 調整方策の鉄板は「住民=分かりやすく」「行政=定量的・客観的」

これはⅡ-2の“必勝パターン”です。

●住民向け
図表・写真を用いた説明

専門用語を使わない

メリット・デメリットを明確化

不安の払拭(安全性・生活影響)

●行政向け
法令・基準値・ガイドライン

数値データ(需要予測、費用便益、リスク評価)

代替案比較

効果検証方法(KPI)

この2つを明確に書くだけで、答案の説得力が一気に上がります。

◆Ⅱ-2の最強テンプレ構成(そのまま使える)
以下は、どの分野でも使える「Ⅱ-2の万能構成」です。

【Ⅰ】手順
事前調査
 現地状況、関連資料、関係者意向を把握。

課題整理
 技術的・制度的・社会的課題を抽出。

代替案検討
 複数案を比較し、評価指標に基づき選定。

関係者調整
 住民・行政・専門家と協議。

実施計画
 工程、体制、リスク対策を整理。

評価・改善
 KPIに基づき効果検証し、改善策を反映。

【Ⅱ】調整方策
(対象者を分けて書く)

●住民向け
図表を用いた分かりやすい説明

生活影響の明確化

安全性の根拠提示

意見反映の仕組み

●行政向け
法令・基準に基づく説明

数値データによる客観的根拠

代替案比較

効果検証方法の提示

【Ⅲ】工夫点(任意)
ICT活用

見える化

合意形成プロセスの透明化

リスクコミュニケーションの強化

◆Ⅱ-2で落ちる答案の典型例と改善例

●典型例①:文章が長い
×「まず最初に、現地の状況を詳細に把握するために、関係者に対してヒアリングを行い…」
○「現地・資料・関係者調査」

●典型例②:対象者が曖昧
×「関係者に説明する」
○「住民へ:図表で説明」「行政へ:基準値・数値で説明」

●典型例③:手順が漏れている
×「調査→計画→実施」
○「調査→課題整理→代替案→調整→実施→評価」

◆Ⅱ-2で高得点を取るための最終チェックリスト
✓設問に聞かれたことだけを書いたか

✓手順は法令・ガイドラインに沿っているか

✓対象者を分けて調整方策を書いたか

✓住民=分かりやすく、行政=定量的になっているか

✓文章は最短距離で書かれているか

✓オリジナルは「工夫点」に1行だけか

この6点を満たせば、Ⅱ-2は確実に合格ラインに到達します。

◆Ⅱ-2は「構造化」と「端的さ」で勝てる科目

Ⅱ-2は、文章力ではなく、技術者としての標準手順を“漏れなく・端的に”書けるかが勝負です。
逆に言えば、

手順を標準化し

調整方策をパターン化し

端的に書く技術を身につければ

誰でも安定して高得点が取れる科目です。

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