がんばれー!!!
【 技術士 二次試験応援】
技術士 – INDEXの趣旨「こっそり勉強を応援します」に則り、こっそり勉強を重ねてきたみなさんを盛大に応援します。
技術士 二次試験は、やっぱり難しいですよね。この難しい試験を前にしても、ひるまず果敢に挑むみなさんは技術者として一歩も二歩も先んじていると思います。そんなみなさんが建設業界を、日本を支えていくのですね。
これまで、忙しい仕事の合間、家族が寝静まっている早朝、休日返上して特訓の日々、それぞれの事情に応じて努力してきたのでしょう。勉強を始めたころの不安や、日々襲ってくる焦燥感を振り払い、一心不乱に取り組んできたことは、結果がどうあれ決して無駄にはなりません。そらもう恐ろしいほどの胆力が備わっていると思います。
また、諦めなければ、失敗したことにはなりません。ただ、道の途中にいるだけです。アインシュタインも「挫折を経験したことが無い者は、何も新しい事に挑戦したことが無いということだ」と言っています。よって、変な重圧を感じる必要も、未来を憂う必要もありません。結果を恐れず力を尽くしてください。これまでの成果を論文にしたため、評価者にその華麗な論述を見せつけましょう。
論述を展開する際には、自信を持ってその技術力を示すことが肝要です。「俺が技術士にならずして誰がなるんだよ」くらいの気持ちで臨みましょう。自身のない文は、「・・・と思われる。」、「・・・が望ましい。」など消極的な表現になりがちです。言い切れる努力をしてきたじゃないですか!自分を信じて「・・・である。」と力強く言い切れば良いのです。その自信は、説得力となって評価者に伝わることでしょう。
しかし、気合を入れすぎて、凡ミスをしてはいけません。平常心で取り組むことを忘れないでください。特に、受験番号、技術部門、選択科目等は3回は確認しましょう。失格は、採点もしてもらえないので、身の毛もよだつ事態になります。闘志は内に宿し、冷戦沈着、泰然自若、重厚長大...私が落ち着かねば!
「人事を尽くして天命を待つ」、やることはやりました。あとは普段の力を出しさえすれば、悔やむことはないはずです。私の場合は、試験の結果は当然分かりませんでしたが、幸い全力を出すことができました。試験後、先輩技術士に「出来はどうだった」と尋ねられ、私はこう答えました。
「遠慮がちに言っても合格です」
アホっぽい回答ですが、全力を出せたという意味では伝わったと思っています(苦笑いでしたけど・・・)。また、言霊っていうのもありますからね!
みなさんも、試験に出かけるときは、家族にこう言って出かけましょう。
「じゃあ、合格してくるわ」
家族も、みなさんが試験を楽しんでいる風に見えるのではないでしょうか。きっと、失笑と共にあたたかいエールが返ってきますよ。物事は、捉え方です。苦しいことも、緊張する場面でも、楽しむ気持ちを持てば120%の力を発揮できると思います。
社会人にもなれば、緊張する場面はいくつも訪れます。試験を通して、緊張を楽しめる豪胆さが備われば、プレゼン、上司の合意形成、顧客との商談などきっと論文同様、華麗に対処できるはずです。
そうなんです。もう、試験前のみなさんとは違うんです。大小あれども、成長しているんです。
あとは、成果を勝ち取るだけです。絶対に諦めてはいけません。少しでも足掻きましょう。きっと、その差が活路を見出すことになるでしょう。松岡修造の名言には、「ベストを尽くすだけでは勝てない。僕は勝ちにいく。」とあります。その1点が分水嶺なのです。
集中力が切れることもあるでしょう。でも、自分を鼓舞してください。
腕と指に力が入らなくなることもあるでしょう。でも、力を振り絞ってください。
的が外れて絶望感に襲われることもあるでしょう。でも、知識と知恵を絞り出してください。
もう一度言います。持てる力をすべて出し切ろう!
みんなガンバレ!!