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技術士 二次試験対策 選択科目対策 & 建設部門 選択科目 Ⅱー2 予想問題 2本立て & 選択科目のテーマ選定

論文添削
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添削LIVE

【 技術士 二次試験対策 】

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選択科目のテーマ選定

必須科目は、とにもかくにも「働き方改革」、「生産性の向上」、「持続可能な建設業」といった労働力不足に関連する問題・解答を用意しとけばOKみたいな空気があります。一方、選択科目は何が有力なのかという問題が焦点化されます。

都市及び地方計画については、選択科目Ⅱー1選択科目Ⅱー2選択科目Ⅲと予想してきました。「他の専門科目は、どうすりゃいいの?」ということに関してですが、全部予想は量が多すぎますし、何より専門知識が足りません・・・

そこで、予想の仕方というか、対策方法を考察してみたいと思います。選択科目は、当然ですが専門的学識を問われます。専門分野に限られるといっても、それでも出題範囲は途方無く広いです。これをすべて、把握するには時間がいくらあっても足りません。

専門分野の中でも、自分の得意分野が必ずあるはずです。これを最大限活用することが、成功への秘訣です。この知識をベースにしながら、注目されている社会問題、ソリューションなどの注目トピック(時事)を加味して山をはります。これを核にして、時間の許す限り知識を広げていきます。

技術士 二次試験対策 知識の広げ方
図 知識の広げ方イメージ

選択科目は、いくつかの問題の中から選ぶことができますこれが結構重要で、出題ジャンルを区分して、その中で得意な分野からスタートすれば良いのです。ジャンルの中に苦手な(なじみのない)ものは、もう捨てちゃってください。

合理性からいえば、得意ジャンルの中から注目されるトピックをいくつか用意する方が良いのです。この勉強が終わったら、次は知っているレベルだけど、情報収集すればなんとかなるジャンルを選定し、同じく関連時事を参考に知識を広げます。

核となる問題は、必ず論文を作成します。また、次の知っているゾーンも山を外した時の保険として論文作成することをお勧めします。実際、選択科目Ⅱー1はキーワード学習、選択科目はマニュアルの理解、選択科目は審議会・検討会資料の理解と勉強方法はことなりますが、上記の概念は同じです。

論文

本日の論文は、建設部門 都市及び地方計画 選択科目 Ⅱー2 予想問題 2本立てをお届けします。論文のテーマは、「中心市街地のエリマネ」と「民間活力」の2本になります。どちらも、行政以外の力を活用し、まちづくりを進めるものです。人口減少の中においては、みんなで力を合わせて都市機能を維持する必要がありますよね。さあ、どんなソリューションが示されているのか、早速みてみましょう。

中心市街地のエリマネ

問題:地方小都市の中心市街地における地域経済の活性化を目的としたエリアマネジメントの導入

1調査、検討すべき事項とその内容について説明せよ。

2留意すべき点、工夫を要する点を含めて業務を進める手順について述べよ。

3業務を効率的、効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。


1 調査、検討すべき事項とその内容
(1)中心市街地の現状調査
 該当する市町村の中心市街地の沿革(まちの成り立ち)や歴史的・文化的役割を調査する。


① 内容は、沿革・歴史といった内容であり、現状というタイトルと齟齬があります。


(2)統計的なデータに基づく分析
 中心市街地における人口動態の分析をする。中心市街地の商業の集積状況や大規模集客施設の立地状況を調査して、経済活力を分析する


② 単純に人口動態を把握するだけではないのです。それ以上の分析をするのであれば、その内容を書くべきです。

③ これも立地状況を把握するのであって、その情報から何を得るために、どのような分析を行うのか良く分かりません。


(3)中心市街地における活動内容の調査
 中心市街地における商店街組合など既存の団体とその活動を調査する。


④ 中心市街地であることは、問題の条件なので不要だと思います(内容も同じ)。また、活動内容とだけ記述しても「何の?」と読み手は疑問に感じます。内容からするに、「既存組織に関する調査」ですかね。


2 業務を進める手順
(1)組織づくり
 中心市街地のおける活動団体である商店街振興組合を核とした「まちづくり協議会」を設立する。
 また、地域のプランを活発に議論するため、住民、事業主、地権者など幅広く参集することに工夫する。


⑤ →「中心市街における」

⑥ 地域活動をしているのは、商店会組合とは限らないので既存組織等の表現が良いと思います。→「すでに地域活性化に取り組んでいる既存組織(商店街振興組合等)」

⑦ 工夫点ではなく、留意点ですね。


(2)地域の課題分析や方針の設定
 中心市街地内の空き家や空き地及び道路整備状況などの現況調査を行い、商業集積や活力維持について現在の課題と今後の課題について分析する。 都市計画マスタープランなどの上位計画や地域住民のアンケートにより地域の将来像を設定する。


⑧ これを調査・検討すべき事項として書くべきですね。
「及び」→「並びに」
活力維持を目的に課題整理するのは理解できますが、商業集積を図ることが課題整理の目的になっていることは違和感があります。
「現在の課題と今後の課題」→「課題」

⑨ →「関連計画」

⑩ アンケート調査が必要であれば、調査・検討すべき事項として書くべきです。

⑪ 見出しは方針となっており、本文中には将来像とあります。不整合です。


(3)意識の共有
 ワークショップや説明会を開催し、(2)で分析調査した課題や将来像を地域内の住民に理解・合意を得る


⑫ これは手順が逆ではありませんか。ワークショップで意見を得て、それを踏まえて将来像を設定すべきと考えます。あとから、説明しては追認を求めるだけで、合意形成プロセスとして適切とは言えません。


(4)活動と制度づくり
 空き店舗等の利用によるチャレンジショップのための空間の提供、1坪オフィス等の提供、資金調達方法の指導等の多様な活動を展開する。また中心市街地の活動は、金融機関からの融資を受けて活動を展開していくのが有効であるため、「まちづくり協議会」を地域の出資に基づき設立した「まちづくり会社」等の株式会社に変更する等、法人格を持った組織を検討する


⑬ 施策の検討もなく、いきなりチャレンジショップは唐突感があります。また、空き家があることを前提としているため、説明においても釈然としません。

⑭ なぜ融資が有効と結論付けているのですか。自己資金や自治体の支援を前提とした資金調達の方が低リスクであり有効ではありませんか。

⑮ この内容をみると借金ができるから、法人格を検討すべきとの論調に見えます。動機として違和感があります。事業規模を拡大するとか、信用力を高めるとかもっと適した動機を書くべきです。さらに、この業務の範囲(時間的スパン)がよく分からないですね。協議会としての活動が軌道に乗って、先に述べたように事業拡大の必要性が生じたとかなら分かりますが、協議会を設置したほぼ同じタイミングで法人格の検討を始めることに違和感があります。


(5)持続的活動に向けた組織構築
 持続的な組織とするため、まちづくり会社を都市計画協力団体に移行する。この時、地主や商業事業者など地元関係者の関与を継続することに留意する。


⑯ ⑮と同様。

⑰ まちづくり会社は、「地域の出資により」と述べられているので、資本を引き揚げない限り関与し続けるのではありませんか。また、問題から業務内容(導入とあるので活動を始めたら業務は完了なのでは?)が読み取れないので、何ともいえませんが、この留意事項が業務上の留意点であるかも疑問です。


3 関係者との調整方策
(1)協議会
 住民や商業事業者、関係団体、行政等で構成される協議会を設置し、迅速、円滑な意思決定を図る


⑱ 協議会を設置することは、すでに記載済みです。また、協議会の設置をすることのみをもって、迅速、円滑な意思決定ができるとの主張も理解できません。


(2)民間事業者への情報提供 計画段階から積極的に情報提供を行い、資金やノウハウなどを提供しやすい環境を作る


⑲ 民間事業者は誰に資金を提供するのですか。説明が不十分でスキームが理解できません。さらに、提供しやすい環境を作るでは、説明になっていません。何をどのように作るのか説明しましょう。


(3)アンケート調査
 中心市街地の住民に対し、利用満足度や商業集積へ要望事項などについてアンケート調査を行い、結果を活動内容へ反映する。          以上


⑳ アンケートは調査手法であり、調整方策と言えるか疑義があります。

民間活力

問題:地域の人口構成の将来予測を踏まえて保有施設と統廃合、再配置計画をすでに作成している人口30万人の地方都市の中心市街地において廃校となった教育施設またはその跡地を活用して市が所有権を保持したままで民間事業者の資金とノウハウを取り入れて市民及び来街者の利便に供する公共サービス機能及び民間サービス機能を導入する構想がある。
あなたが構想を実現するために事業推進業務の担当責任者として下記の内容に答えよ

(1)具体の業務内容の検討に先立ってまちづくりの観点からあらかじめ調査・検討すべき事項とその内容について説明せよ

(2)構想の実現にいたるまでの業務を進める手順を列挙し業務を進めていく上での留意すべき点、工夫を要する点を述べよ

(3)業務を効率的に効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ


1 調査・検討すべき事項とその内容
(1)上位計画・関連計画との整合性の調査
 総合計画,都市計画マスタープラン,立地適正化計画等に示された将来像を把握し、中心市街地の整備計画との整合性を図れるかどうか検討する
 当該構想は,観光,教育(学校教育・社会教育),行財政効率化等,様々な部局との調整が必要であり, 関連計画を調査し,整合性を検討する


① 「業務の検討に先立っての調査」と問題にあるので、構想がない状態で整合性は確認できないと思います。よって、「把握する」または「調査する」で終わりにしてしまいましょう。

② ①と同じ。また、上段の内容を含め、例示を厳選してシンプルに「関連計画を調査する」でよいと思います(ちょっとスペースを取りすぎですね)。


(2)基礎情報の調査
 人口、年齢別人口の推移と今後の動向、周辺地域の土地利用状況、統廃合・再配置の計画、市民・来街者の公共施設サービスに対するニーズ・課題を整理する


③ 問題文は、廃校が決定しているように見えますので、統廃合の検討は不要と考えます。

④ ここでの書くべき内容は、調査・検討事項です。よって、「・・・ニーズを調査する」で終わらせましょう。また、他の項目は計画フレームであるのに対し、ニーズだけは性質が異なるので別項目が良いと思います(アンケートや意見交換会など)。


(3)民間資本を活用した実現化手法の検討
 施設の運営、維持管理を担いうる民間事業者のリストを作成する。事業手法として,PPP, PFI, 指定管理者制度,業務委託,公設公営等,手法別にイニシャル及びランニングコスト,リスクヘッジ等の観点から,実現化手法の検討をする


⑤ 「事業検討手法として・・・実現化手法を検討する」となっています。述部を「・・スキームを検討する」としてはいかがでしょうか。また、この事業はPRE事業なので、サウンディング調査は不可欠と考えますので、他を削ってでも追記することをお勧めします。


2 業務を進める手順
(1)検討体制の構築
 本事業の特性から、行政内部の複数部局に関連があるため事業方針、内容など随時共有し調整しながら進めることができるよう検討体制を構築する。


⑥ 体制という表現が抽象的なので、「内部検討組織を設置する」としてはいかがでしょうか。


(2)上位計画・関連計画との整合性
 都市計画マスタープランや立地適正化計画における位置づけを確認し、策定する構想と整合を図る


⑦ 先述のとおり、このタイミングでは構想はできていないので、整合を確認することはできません。よって、留意事項にしてはいかがでしょうか。→「確認する。素案策定にあたっては、これらの計画との整合性に留意する。」


(3)住民の意向調査及び必要なサービスの把握
 地元アンケートや地域住民への説明会開催などで住民の意向を把握し必要なサービス機能の検討をする


⑧ →「・・・を検討する」


(4)まちづくりの課題の整理
 定住人口,交流人口の両面から様々なシミュレーションを行い3次元都市モデルを活用しまちづくりの課題の見える化をする。


⑨ 抽象的です。どんなシミュレーションを行うのか、なぜ行うのか明確にしましょう。

⑩ 3次元都市モデルの採用及び見えるの化の目的を書きましょう。


(5)計画素案の作成
 将来人口動向を踏まえ、基本構想案を策定する。


⑪ 加味する事項は、上記の調査結果・検討結果ではありませんか。計画フレームは、計画段階にでも記載しておくと良いでしょう。

⑫ 見出しと異なります。業務は構想の実現手順です。


3 関係者との調整方策
(1)アンケートの実施
 民間事業者が参画しやすい環境とするため、住民や民間企業のニーズについてアンケート調査を行い、結果を計画へ反映する。
 計画段階から積極的に民間企業へ情報提供を行い、資金やノウハウなどを提供しやすい環境を作る


⑭ 事業者のニーズを把握するのに、なぜ住民が対象となっているのですか。

⑮ 計画ではなく構想です。

⑯ 抽象的です。何をやるのか具体的に書きましょう。


(2)ワークショップの開催
 まちづくりの専門家、地元住民、民間事業者が参加するワークショップを開催し要望やアイディアを計画に反映する。多種多様な意見を収集するため、地域のイベントの機会を活用する。     以上


⑰ 情報把握の種類が異なりますので、住民と事業者が一堂に会することに違和感があります。

⑱ ⑮と同様。

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